紫灰の日時計

我が姫の剣となれ──


物語

帝位継承者の証である「高貴なる菫色」を片眼に宿す幼きエリン・カスタニエは、
運命による死から辛くも逃れ、皇女アーシュラに望まれてその従者となる。
両眼に菫色を湛え玉座を約束された少女を生涯かけて護り続ける
「剣」としての日々の始まりは、美しく儚い主君への思慕の序章でもあった──。

エウロを三百年に渡って支配するアヴァロン皇帝家の居城を舞台に愛と憎しみが交錯する始まりの宮廷劇。

上巻

2013.8.12発行 文庫122P
試し読み / Kindle版

中I

2013.10.20発行 文庫 124P
試し読み / Kindle版

中II

2014.2.2発行 文庫 150P
試し読み / Kindle版

下巻

2014.5.4発行 文庫 162P
試し読み / Kindle版
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登場人物






エリン・カスタニエ

カスタニエ公爵家次男。
左眼に帝位継承者の証たる「高貴なる菫色」を宿していたため皇帝アドルフより死を賜るが、皇女アーシュラにより助命され、彼女を守護する「剣」として生きることとなった。

アーシュラ=オルガ・ヴィラ・アヴァロン

エウロの次期皇帝。
両眼に「高貴なる菫色」を宿して生まれたことで、当時の皇太子だった実父エーベルハルトに替わって立太子される。誇り高く慈悲深い性格で、周囲には優しい態度で接する。

ベネディクト=エイミス・アヴァロン

アーシュラの弟。
前皇太子エーベルハルトの長男だが、「高貴なる菫色」を持たずに生を受けたため、帝位継承権からは遠い位置にいる。心優しい人柄だが内気な性格。

ゲオルグ・カルサス

ミラノにある商家の息子。
長男だが、姉が二人いる三人姉弟の末っ子。明るく人懐っこい。ある日を境にアヴァロン城へ出入りすることになる。

リゼット・パーカー

アーシュラ付きのメイド。
部屋の掃除や食事を運んだりするなど、身辺の世話をしている。アーシュラに妹のように可愛がられており、よく話し相手になっている。

ツヴァイ

皇帝アドルフの剣。
エリンの師として戦闘技術などを教えている。耳に付いているのは高機能の集音器で、遠方の音をピンポイントで拾うことなどが可能。

アドルフ=サリム・アヴァロン

エウロ皇帝。
若くして即位し、その後数十年に渉ってエウロに君臨している。即位後しばらくは一族内の争いが絶えなかったが、剣と共に反対勢力を滅ぼした。両眼に「高貴なる菫色」を持つ。

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【感想】「紫灰の日時計」をまとめて一気読みしてしまったので、全巻まとめての感想を書かせて頂こうと思います。非常に読みやすく、そして気になる展開ばかりでついつい一気に読み進めてしまえる作品でした。小説って普段は...
(無銘774様より)
【感想】ゲオルグの陽気さが作品全体を明るくしている中I巻です。パパが元来ここまで朗らかなひとだとは驚きでした。そんな彼をも暗く捻じ曲げてしまうエウロの闇恐るべし…!これからどんな絶望が待っているかのかと思うと...
(銀緑様より)
【感想】完結してからまとめ読みしたかったのですが、誘惑に負けて購入しました。pixvの試し読みでピンと来た方は是非!序盤からどっぷりエウロ節です。こういうのを長年待っていました(笑顔)小市民的感覚では、片目を...
(銀緑様より)
【感想】シュガードロップ・ブレイクアウトから入ったので、いまいちエリン先生の事分からなかったので幼少期はこうだったのか! となりました。あとマロゥさんのお母様もこういう方だったのか…と。病弱になってる描写が何...
(アヴァロン城のメイド様より)
【感想】アーシュラが、思ったより物知らずなお姫様で驚きました。快活なイメージでしたが、やっぱり美人薄命といいますか、儚い一面もある人なんですね。この方が生きてさえいてくれたらなぁ…と思わずにはいられません。一...
(ロディスキー様より)
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紫灰の日時計
著:二月ほづみ
表紙イラスト:二月ほづみ
ジャンル:少女小説(宮廷劇・主従もの)
対象年齢:全年齢