帝位継承者の証である「高貴なる菫色」を片眼に宿す幼きエリン・カスタニエは、
運命による死から辛くも逃れ、皇女アーシュラに望まれてその従者となる。
両眼に菫色を湛え玉座を約束された少女を生涯かけて護り続ける
「剣」としての日々の始まりは、美しく儚い主君への思慕の序章でもあった──。
エウロを三百年に渡って支配するアヴァロン皇帝家の居城を舞台に愛と憎しみが交錯する始まりの宮廷劇。
新装版 上巻2017.4.1発行 文庫284P試し読み / 購入 |
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エリン・カスタニエ
カスタニエ公爵家次男。 |
アーシュラ=オルガ・ヴィラ・アヴァロン
エウロの次期皇帝。 |
ベネディクト=エイミス・アヴァロン
アーシュラの弟。 |
ゲオルグ・カルサス
ミラノにある商家の息子。 |
リゼット・パーカー
アーシュラ付きのメイド。 |
ツヴァイ
皇帝アドルフの剣。 |
アドルフ=サリム・アヴァロン
エウロ皇帝。 |
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紫灰の日時計 |
著:二月ほづみ 表紙イラスト:二月ほづみ |
ジャンル:少女小説(宮廷劇・主従もの) 対象年齢:全年齢 |